動画圧縮技術SMICT

「SuperGuard XP」には、録画データ量を最小限に抑える、動画圧縮技術SMICT（Super Motion Image Compression Technology）を採用することで、従来の動画システムよりも、インターネット上で高速かつ高解像度な多チャンネル映像を可能にしました。
こちらのページでは、SMICTの多彩な特徴についてご覧いただけます。

独自技術で録画データ量を大幅に削減

動画圧縮技術SMICTの最も大きな特徴、それが「Foreground/Background技術」です。
この技術は、監視映像の最初の一画面を静止画として録画し、次のフレームからは動画エリアのみ録画します。
いわば、監視する場所の映像をベースにし、動きのあった動画のみを、はめ込んでいくような形式です。

監視カメラが録画している実像

一般的な管理方式での動画データ

各コマ全てに同じようにデータが入るので、データ量が非常に多くなります。

SMICT方式での動画データ

基本となる映像をベースに動きがあったところだけデータとして保存するので、データ量が少なくなります。

この機能は、動きのない同じ場所を撮り続ける際は、特に効果的で、最大1/20以上のファイル容量の圧縮ができ、それにより、長時間の録画が可能になりました。

高速/高解像度/多チャンネル映像を可能に

動画圧縮技術SMICTで、録画データを圧縮することで、高速/高解像度/多チャンネル映像によるインターネット経由のネットワーク接続監視を可能にしました。
「SuperGuard XP」の録画カードはDSP（デジタル信号処理）により、4chのカメラを管理。しかも録画カードの追加により最大16chまで同時管理できます。
全てのカメラで撮影した動画データを録画しても、SMICTにより保存するデータ容量は小さく、HDDを圧迫しません。
そのため、監視現場の長期間録画とともに、遠隔地からでも単なるモニターにとどまらず録画/検索/再生が行えます。

動画圧縮率比較表

※テスト条件　画質：高画質　録画スピード：3fps　テスト時間：24時間
動画面積比率	SuperGuard XP	MPEG1	MPEG2	M-JPEG	WAVELET
80％	400MB	1GB	1.2GB	1GB	1GB
50％	250MB	1GB	1.2GB	1GB	1GB
10％	50MB	1GB	1.2GB	1GB	1GB

SuperGuard XP

• 動画圧縮技術SMICT
• 多彩な動画撮影・閲覧機能
• 距離を問わない遠隔監視